短編物語
母と子の松
 校門前のお墓に鞄が置き忘れてあった。ところが、鞄の持ち主の山田はお墓にあるはずはないと言い張るのだが・・・・
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赤いかきつばた 桶狭間の戦い異聞
1 桶狭間の戦いの謎
2 戦い前日
3 戦い当日
4 近藤景春の回想 
  「拳を突き上げる信長」
5 木下と梁田の回想
  「信長と杜若の再会」
6 大高城の松平元康
7 木下と梁田の回想(戦い後)
  「信長の戦略」
8 木下と梁田の回想(戦い後)  
  「杜若の策」
9 帰城した景春と杜若
10 信長勝利直後
11 一ヶ月後の岡崎城の元康
12 一年後の景春の隠居所
 
赤いかきつばた
馬が鯉と鮒に

短編物語
短編物語
長編物語
首なし武者の群れ
馬が鯉と鮒に
 池鯉鮒宿では、盛んに馬市が行われ、近在の村々から馬が集められてい
た。その近在の村の一つである駒場村から馬市に馬が売りに出されることになった。そして・・・
 戦国時代信州の高遠城を織田信忠が攻め落とし、討ち取った城方の武者の首を切り落とした。首は塩漬けにされ信忠の父信長に送られた。首を落とされた胴体は城下の川に捨てられた。そして・・・。
 桶狭間の戦いは3万もの今川の軍勢を、その10分の1にも満たない寡兵で破った織田信長の戦いだが、そもそもそんな無謀な戦いを本当に信長は行ったのだろうか。このことだけでなく桶狭間の戦いにはいくつかの疑問や謎がある。それらを一人の女性を登場させ、解いていく。

 藤 文一郎 作品集    長編、短編創作物語集